スーパーマリオRPG

SFC時代を代表する名作、スーパーマリオRPGがSwitchに上陸。
以前からプレイ記録を書きたかった作品だ。このSwitch版で書こう。


START 2023.12.09 07:59









[#01] 12/09

SMRPG-001

SMRPG-002

いつものようにピーチ姫がクッパにさらわれ、いつものようにマリオが助けに向かう。
40年近く昔から、スーパーマリオの物語とはそのように始まる。

……あれ、今回はクッパ城まで一瞬で来てしまったよ。
ちょっと後ずさりしながらダッシュ準備、そして城に突撃する。


SFC版と異なり、この段階でもメニューを開くことができる。
一通りチェックしよう。以下は今しか見ることができない画面だ。

SMRPG-003

城内では、ノコへいと戦闘がある。
1回だけ強制エンカウントだが、4体から2体に減った。
報酬ゼロだったSFC版と異なり、経験値とコインが入る。

一撃で倒せる上に、相手の攻撃では1ダメージしか受けない。負けることはないだろう。


さらに進むと、クッパとの対決。
ここで狙うべきは、クッパ本人ではない。シャンデリアを吊るしている鎖のワンワンだ。
ジャンプ2回で落とせる。

SMRPG-004

この涙ちょちょ切れのクッパを見ると、マリオRPGをやっていることを実感できるね。


SMRPG-005

……と、ここまでは実にいつも通りの物語だ。
ここまでは……そう、最初の5分だけは。


次の瞬間!

城が激しく揺れ、外では上空から巨大な剣が現れる。
そしてクッパ城に……

SMRPG-006

グサッ!

と突き刺さった。


SMRPG-007

はい、これが本来のタイトル画面です。


その衝撃で、マリオは自宅まで飛ばされる。

SMRPG-008

この状況でこんな台詞を言えるって、キノピオは意外と天然なのか……?


再び城に向かう前に、セーブについての説明が入る。

SMRPG-009

いい時代になったものだ。
さらにSwitchになったので、本体をスリープモードにして中断することもできる。
SFCの時代では、こうはいかなかった。
いきなり親に呼ばれて困った経験なら、Blackの世代のゲーマーなら誰もがあるだろう。

画面左のセーブボックスで、昔ながらのセーブもできる。
ただしセーブデータの数が、SFC版の4つから3つに減った。


さて、再びクッパ城に入ろうとすると……マリオはここで初めて、城に刺さった巨大な剣を目にする。

すでにクッパ城はこの剣の一味――カジオー軍団の手に落ちた。
目的はシンプルに世界征服だそうだ。
そして、どのような世界でもマリオのようなヒーローが出てくるのも定番。

ならば……

SMRPG-010

尋常じゃない速さで口を開け閉めする。
人間業じゃない……いや人間じゃないか。

橋を落とされ、城に近づくこともできない。
いったん自宅に戻ったマリオは、キノコ城で大臣と今後の方針を相談する。


行く前にもう一度セーブを。今回は今使っているセーブデータに上書きする時も確認が行われる。

ここでひとつ思いついた。「いいえ」を10回繰り返して、それからセーブしよう。

SMRPG-011

SMRPG-012

するとマリオが疲れる。まさかと思ったが、やはり再現されていた。
ってか、開始10分で何回笑わせるつもりだこのゲームは?

0:08
マリオ:Lv1



[#02] 12/10

たった8分でプレイ記録の1回分を書くことになるなんて、前代未聞だ。

マリオの家は、キノコ城からマッシュロードを通って西にある。
つまり、その道を今日は東にたどるというわけだ。
3マップの短い道だが、キノピオがモンスターに襲われていたり、クリボーがアイテムの袋を持っていたりと
最初のダンジョンから、細かいイベントが仕込まれている。

キノピオを助けると、ハニーシロップとフラワーカプセルがもらえる。
後者は最大FPを1増やすアイテムだ。
宝箱と合わせて、FPを12に上げられる。
これでジャンプを4回使えるというわけだ。1回の差でも大きい。


短いが、モンスターでいっぱいの道だ。
キノピオから教わった、アクションコマンドに慣れながら戦おう。
攻撃時や防御時、特定のタイミングでボタンを押すことで攻撃時は威力が上がり、防御時はダメージを減らす。
今回は「!」のマークが出るようになり、タイミングがわかりやすくなった。
多くの場合、攻撃が当たる直前だ。

ゲーム中の説明では、攻守どちらでもAボタンを押すとガイドされるが
実際にはYやBでもコマンドは有効だ。
Blackはコンフィグ設定を変え、バトルのボタン設定をタイプBにしている。
技を使う時はY、アイテムはXが決定ボタンになる。このゲームならこの方が直感的に操作しやすい。


現れる敵は3種類。
まず、クリボーは一撃で倒せる。だが3ダメージを与えてくるので油断はできない。
ボタンガードのタイミングが取りづらい点には注意したい。

パタパタは見ての通り硬いので、ジャンプで倒す。
そしてトゲへい、攻撃力6の上に殴っても1発耐え、ジャンプも効かない強敵だ。
ここは戦闘自体を避けた方がいい。

マリオのステータスは、HP20、攻撃20、防御0、魔攻10、魔防2、素早さ20。
SFC版と全く変わらない数値だ。防御と魔防が低すぎる?

SMRPG-013

発売前情報の通り、バトル方面も多くの変更が加えられた。
そのひとつ、攻撃時にコマンドがジャストタイミングならば周囲の敵にもダメージが拡散する。
確実に狙うのは簡単ではないが、出ればありがたい。


キノコ城下町を目の前にして、ハンマーブロスが行く手を阻む。
初期ではよく2体組で登場したが、今回もそれにならう。

SMRPG-014

開幕時に短いイベントシーンが入る。Switch版での変更点だ。

ハンマーブロスは攻撃力6で、時折ダメージ2倍のハンマーバラバラを使う。
防御力が0だと、12ダメージを食らうこととなる。
Lv1の場合、これをボタンガードできないと勝つのは難しい。
自信がなければLv2になってから挑もう。

ボス戦なので出し惜しみはせず、ジャンプで攻める。2手で1体は倒せる。
もう1体は、キノコでHPを回復しながらじっくり戦おう。
勝てばハンマーを入手できる。


かくして、キノコ城に到着。
キノピオに呼ばれるまま、城に行こう。

SMRPG-015

この位置にある隠し宝箱は、SFC版の時から有名だった。
なんでも、この時を逃すと開ける機会が無い。初回プレイ時はまず確実に逃すだろう。

だが、Switch版ではイベントが終わるとキノコ人がここに現れる。
宝箱を開けることも可能だ。


大臣と話した後、倉庫に行くと宝箱のチュートリアルがある。
宝箱から出るキノコは、その場でHPとFPを全回復。フラワーは最大FPが1増える。

SMRPG-016

コイ~ンという効果音は、FC版スーパーマリオブラザーズの頃からおなじみだ。
この音が出るボックス型ライトが、こちらの世界で販売されている。

写真は略すが、ピーチの×××も健在だ。


城を出るとイベントが発生し、マロが登場。
今作のメインキャラにはゲストが2人いるが、そのうちの1人だ。
カエルらしいが全く見えず、むしろマシュマロ人とでも言う方が正確か。

変更点として、登場シーンはムービー仕立てになった。

SMRPG-017

SMRPG-018

モブのキノコ人かわいくなったね。
この子は前を通ると毎回呼び止められるのでちょいと厄介だけど。


マロからコインを盗んだのは、クロコという紫色の盗賊ヨッシーだ。
城下町の東口から逃げていった。

SMRPG-019

会ってすぐなのにマリオのパントマイム芸を活用する、マロの理解の早さを特筆したい。


クロコが逃げ込んだのは、どろぼうロード
ここ、一体どういう経緯でこの地名がついたんだ?
盗賊が多いのであれば、キノコ城のすぐ近くでこんな治安の悪い場所が作られるのは相当よろしくない。

行く前に買い物を忘れずに。2人分の防具を買うことができる。


マロは武器を持っておらず、通常攻撃はあまり頼りにならない。
しかし、最初から全体攻撃「でんげきビリリ」を使える。
雷属性を弱点とする敵は序盤から多いため、その意味でも存分に使える技だ。

そしてひとつ変更点。今作を代表するネタ技でもある「なにかんがえてるの」が初期習得になった。
他の技の習得レベルは変更されず、マロはLv3の後Lv10まで技を覚えない。

本来はモンスターの残りHPを見破る技だが、コマンドを成功させると敵が考えていることを読み取れる。
これが真面目あり、おふざけあり、パロディあり、ブラックジョークありの大カオス状態だ。
ニコニコ大百科やpixiv、アニヲタwikiでは、この技だけで項目が作られている。


どろぼうロードに出るモンスターは、マッシュロードの3種類に加え
「とおぼえ」で恐怖の状態異常をかけるハイイヌ、HPと攻撃力が高いリチャードが登場。
後者は攻撃力15、Lv2のマリオに7ダメージを与える。
1.5倍撃の「しょうかえき」に要注意だ。

ボスはもちろんクロコ。
炎に弱く、ファイアボールで大ダメージが見込める……が、まだ覚えていない。
Lv3になる前に挑んで勝てれば、低レベル進行の範囲に入るだろう。

クロコは物防が高く、マロの素手攻撃はほとんど通じない。
ファイアボールが無くても、2人ともスペシャル技で攻める方がいい。
ジャンプでも45ダメージほど入るだろう。

もちろん相手からの攻撃にも注意が必要だ。
攻撃力は25もあり、ボタンガードし損ねるとマリオは17ダメージも受ける。
1.5倍撃の爆弾で25ダメージ、ちょうど最大HPと同値になる。
しかし、Switch版になって爆弾をボタンガードできるようになった。これで何とか乗り切れる。

さらにクロコは「あやしいキノコ」でHPを60回復する。
ハニーシロップをひとつ買っておいてよかった。長期戦も対応できる。


これも事前に公開された新要素だが、コマンドを決めるごとに画面左下のゲージがたまる。
100%になると、特殊なコマンドが使える。

SMRPG-020

現段階で使えるのは「おたすけキノピオ」
キノピオがサポートに来てくれる。効果はランダムだ。
「かちかちたまご」はランダムで仲間1人にバリア1回付与、「フラワーエキス」はFP20回復にATTACK UP!が付く。


クロコに勝利すると、マロのカエルコインを取り返せる。

ここまで長い道のりだったが、帰りはトランポリンで一瞬。
……が変更され、今作では新機能「ちず」からすぐにワールドマップに戻り、行きたい場所に移動できる。
いわゆるファストトラベルというやつだ。

他にもストーリー振り返りが実装されていたり、Switch版になっての変更点は書ききれないほど多い。
今後も重点的にチェックしよう。

0:38
マリオ:Lv3 マロ:Lv3



[#03] 12/11

ところが、キノコ城下町に戻るとまた事件が起きていた。

なぜか暗い空に、あやしいBGM。
ホッピングするヘイホーの集団が、城下町に襲来した。

SMRPG-021

通常攻撃の他、「かきゅう」を放つ。今作で初めて目にする魔法攻撃だろう。
Switch版になって、単体攻撃ならばこの手の技もボタンガード可能になった。
防ぎ損ねた場合、Lv3のマロに7ダメージ。積み重なると重い。

ヘイパーは防御が26と高いので、こちらも技で攻撃したい。
「でんげきビリリ」でコマンドを決めれば一掃できる。
ここではマリオがサポートに回り、マロの攻撃を軸にしよう。


このイベントでは、全ての戦闘が逃げられない。
城下町でも城内でも、アイテムがもらえるイベントが多数あるので
バトル回数を増やしてでも全部回収していこう。

いくつかもらえるフラワーカプセルは、FPの最大値を増やす。
同時にFPを全回復するので、すぐには使わず回復したい時に使うといい。
これがあれば、ハニーシロップは数個の常備で序盤は足りる。

城内では倉庫の宝箱3つが再び取れる他、客間でぼんやりふせぎバッジがもらえる。沈黙と眠りを防ぐ。
ここでは状態異常を使う敵はいないが、バッジを装備すると防御力が少し上がる。
装備しないよりはする方がいい。

ピーチ姫の部屋は臨時の回復ポイントになっており、セーブもできる。
準備したら、玉座の間へ行こう。ヘイパー軍団の親玉・ケンゾールがいる。

SMRPG-022

そんなヤツは、どういうヤツだ?

しつれい!

わるい子!

みのほどしらず!

ヒゲ!


カジオー軍団に属するボスとの戦闘では、BGMに「武器ボス戦」が使われる。
古今東西のRPGの戦闘曲を持ってきても、そのトップクラスに位置する強烈な中毒性を持つ曲だ。

HPは480、クロコの1.5倍もある。
さらに親衛隊のヘイパーを連れているが、通常のヘイパーと比べてどこが強いのか今でもわからない。
少なくとも、HPは同じ30だ。
もちろん複数で来られると面倒なので、マロの技で親衛隊を片付けながら戦おう。


ケンゾールは魔法攻撃が主体……だったのだが、Switch版では通常攻撃もするようになった。
「ほのお」は威力12の単体攻撃、「ほのおのかべ」は威力8の全体攻撃だ。

スペシャル技の攻撃力は、使い手の魔攻に技の威力を加算する。
それから対象の魔防を引いた数値がダメージになる。
例えば、魔攻15のケンゾールが「ほのお」を使うと、技の威力を足して攻撃力は27。
魔防20の相手に7ダメージを与える、という計算だ。


ヘイパー戦と同様、マロは毎回「でんげきビリリ」で攻める。
マリオは必要に応じてアイテムを使い、手が空けば攻撃しよう。
ファイアボールよりもジャンプの方がいい。コマンドチェインの効果も合わせ、最大80ダメージまで狙える。

思ったほど苦戦することなく勝利。Lv4もあれば問題ない。

SMRPG-023

ケンゾールが探していた、水色の大きな星――スターピースを手に入れる。
わからないことだらけのマリオ達だが、マロの祖父なら何か知っているだろう。
ケロケロ湖に出向いて、会ってみよう。

0:58
マリオ:Lv4 マロ:Lv4



[#04] 12/12

2人はキノケロ水路に進む。物語はここから第2章に入る。

SMRPG-024

ちょっと怖いと言いつつ、スマイルで土管に入るマロ。
ここで回れ右して帰ろうとすると……。


かなり広いダンジョンのため、ノーヒントで行くと迷いそうだ。
正解ルートは水中の土管。スイッチで水路の水を抜いて入ろう。

テレサをはじめとしたアンデッドは、聖水を投げれば一撃で倒せる。
しかし1個75コインで売れるので、換金する方がいい気もする。
SFC版と異なり、金が必要な時まで温存できそうだ。


SFC版では、アイテムの所持数は全部合計して29個が上限だった。
対してSwitch版では、キノコを10個まで、ふっかつドリンクは6個までと、種類ごとに上限が設定されている。
持ち歩けるアイテムの種類数に上限があるかは、現時点では不明。

この変更により、SFC版ではアイテム枠を圧迫する原因になりがちだったリフレッシュジュースを常備できる。
他にもアイテムの運用について、以前とは異なる考え方ができそうだ。


SMRPG-025

宝箱のひとつは、トラップモンスターのナンダロウだ。
HP300と高く、ここのボスと同値の攻撃力30を持つ。
そして「ほのお」「ほのおのかべ」を使用。ケンゾールよりも魔攻が高い。
出くわしたら全力で戦おう。
勝てば、フラワーセットとへんしんふせぎバッジがもらえる。


ボスは水路の主、ベロ~ムだ。
よく見るとベロームではない。この微妙な違いは、Blackも今回初めて知った。

SMRPG-026

あ~れ~ま~


白くてふかふかしたマロに目をつける。マシュマロのようで、おいしそうに見えるようだ。
数ターンが経過すると本当にマロを食べ、一時的に戦闘から除外する。

攻撃手段は通常攻撃のみだが、「カカシスモッグ」「すいまのみず」を使用する。
それぞれカカシと睡眠の効果だ。
カカシは通常攻撃とアイテムが封じられ、技しか使えなくなる。
マロが食べられた時に、FPが切れると困る。早めに回復しよう。


……なんて言っていたら、ボタンガードし損ねて16ダメージでマリオが倒される。
まさかこんなところで全滅するなんてorz
へんしんふせぎバッジを装備していれば、上がった防御力でしのげた攻撃だ。
スクショを撮り忘れたことも含め、三重にやらかした。情けないorz

再戦は問題なく勝利、そのままワイン川下りのミニゲームに挑む。

SMRPG-027

滝と川を下りながら、コインを集める。
ここで取ったコインは、カエルコインと交換となる。
交換レートは初回は60枚、以降は時によって80、75、70枚のいずれかだ。

今回取ったコインは48枚。川コースでミスが多発し、今ひとつな結果に。
これでも昔の初回挑戦時よりはいいが。確か30枚くらいだった。
滝コースの別ルートでフラワーを2個取れた。FPの上限はいくらあっても困らない。

一度に100枚のコインを取れば、カエルコインを5枚もらえるという噂だが……可能なのか?


さて、ケロケロ湖だ。
マロの親――正確には育ての親のカエル仙人から話を聞く。
クッパ城の上空から剣が刺さった時、マリオだけでなくピーチもクッパもぶっ飛んだ。
ゆえに、2人とも城にはいない。キノコワールドを回って捜すことになる。
もちろん、あのケンゾールの親玉――カジオーを討伐するのも旅の目的のひとつだ。

そして、マロを正式に仲間に迎える。
頼まれていたコオロギせんべいを渡すと、ケロケロの杖がもらえる。
これを渡さないとBGMがさびしいままなので、その意味でも忘れないように。


湖の東にあるメロディ・ベイには、音楽家のキノコフスキーがいる。
曲作りに悩んでいるので、アイデアを出して助けよう。
ヒントはカエル仙人の掛け軸「空見れどれどれ」だ。

SMRPG-028

よりわかりやすく、指揮のように動くモーションになった。

イベントをクリアすると、アルトカードがもらえる。
これは湖のドリンク屋のメンバーズカードで、持っていると高級のドリンクが買える他、価格も安くなる。
一般価格では16コインのオタマドリンクが、アルトカードを持っていれば14コインだ。
効果は全員のHPを30回復。次のボス戦で役立つので、3~5本ほど買うといい。

あしはえドリンクは、カードを持っていないと買えない。
こちらは全員HP80回復だ。今はまだ回復量が過剰なので、もっと強くなったら買いに戻ろう。

1:22
マリオ:Lv5 マロ:Lv5



[#05] 12/13

ケロケロ湖からローズタウンまでの道中は、ケローズという。
安易なネーミングだが、ここも空飛ぶボードを利用して進む難関だ。慣れないと進むのは大変。

敵も強くなってきている。通常戦でも油断なく戦おう。

SMRPG-029

と思いつつも速攻で逃げるパチール。見事仕留めれば10コインもらえる。
ただし攻撃力35はこの時点では高い。注意が必要だ。
具体的には、Lv5のマリオにボタンガード無しで14ダメージ。ナイフ投げはその1.5倍。
連続で防ぎ損ねようものなら一瞬でピンチだ。

出口近くで、クッパを見かける。
城を取り戻すべく、手下を集めて出発するところだ。


ローズタウンに到着。
普段なら花でいっぱいの町なのだが、今は暗い。
その上、上空から矢が降ってくる。これに当たった町の人々が、そこかしこでフリーズしている。

宿屋に入るとすぐイベントに入るので、買い物を先に回そう。
1ランク上の防具を売っている。

でもって、宿屋へ。主人の息子のトイドーと、人形遊びに付き合う。
マリオ、ピーチ、クッパの他、見慣れない人形がある。
これがトイドーのお気に入りらしい。名はジーノという。


その夜、宿屋に星が訪れる。
並べられた人形を見比べるように飛び回り、そしてジーノを選んだようだ。

SMRPG-030

SMRPG-031

すると、人形が大きくなって動き出したではないか。
外でフリーズしている町人の話では、森の方に歩いていったらしい。

SMRPG-032

この人は最初に話しかけた時の向きによっては、逆方向を向いてフリーズすることもある。
その場合「向いてる方には来なかった」と言う。なんて芸の細かさだ。


人形が歩いて行ったという、ハナチャンの森に行く。
名前の通り、早速ハナチャンが登場。10回連続で踏むとカエルコインがもらえるらしい。

他には、ポピンや8ビートなどのモンスターが登場。
ポピンは道端でキノコのふりをしていたり、突然飛び出してきたりで
むしろフィールド上で注意すべきモンスターだ。

8ビートは「どくばり」を使う。
マリオストーリーと異なり、ボタンガードしても状態異常は防げない。


その状態異常だが、使い手も増えてくる頃だ。
今作には以下の6種類が登場する。

毒……ターンごとに残りHPの10%が減少
沈黙……スペシャル技が封じられる
眠り……行動不能、物理攻撃を受けると起きる
カカシ……通常攻撃とアイテム使用が封じられる
キノコ……行動不能、ターンごとにHPが少しずつ回復
恐怖……与ダメージ半減、かつ被ダメージ1.5倍

現時点でも、バッジで1つか2つを防ぐことができる。
各種1つずつくらい揃えておいて、相手に応じて付け替えよう。


そして、ハナチャンの森といえば外せないのがこのモンスターだ。

SMRPG-033

あくまでも赤いネクタイをした有名なゴリラとは関係ない、らしい。


後半の迷路ゾーンは、ある手順で進むと宝部屋にたどり着く。
SFC版とルートは変わらないので、知っていればノーヒントでも。
ってわけで、ローズタウンの高台の家ではフラワー2個を頂いた。
主人が家に入る前しか取れない。

迷路に話を戻す。話を進めるなら、ジーノを追いかけよう。
SFC版では4マップ目でジーノが現れず、勘で進むしかなかったが
今回は見失うことなく正解を選べるようになった。
また、迷路の前にあったセーブポイントがボス部屋の直前に移動した。ありがたい変更だ。


SMRPG-034

ローズタウンに矢を降らせていたのは、この大きな弓――ユミンパだ。
ケンゾールに続く、カジオー軍団第2の手下である。

例の人形を仲間に加え、3人で戦う。
まだ正式には名乗っておらず、名前は「???」と表示されるのだが
この通り、技名に名前が入っている。これはSwitch版でも対策されなかった。

SMRPG-035

習得しているジーノビームは、ボタンを押し続けてパワーを溜める。
SFC版では★3つだったが、今回は5つに増えた。
最大まで溜まったらボタンを離そう。溜めすぎるとコマンド失敗になる。
Aと表示されているが、例によってXでもかまわない。

一発で60、コマンドチェインも含めると72ダメージ。
マリオやマロの攻撃とは一線を画す威力だ。


1ターン経過するとイベントが入る。

SMRPG-036

多勢に無勢で不利だからと、コマンド制限ルールを設けられる。
A(攻撃)、X(アイテム)、Y(スペシャル技)のうち、ユミンパが選んだひとつが禁止される。
1~2ターンごとに封印されるコマンドは変更され、2つ以上が同時に封じられることはない。

今回は台詞が少し修正された他、「おたすけキノピオ」も禁止というお達しが追加された。

また、ユミンパもコマンド禁止に従う。
Aが封印されている間は、彼も通常攻撃をしない。


初手はおそらくA禁止で確定、そしてすぐさま技を使う。
このナリで雷属性の技の使い手で、「でんげき」「ほうでんげんしょう」の2つがユミンパの得意技だ。
本人の魔攻と合わせると攻撃力は45~50で、25ダメージ前後は想定する必要がある。

技が禁止されている時は、矢を放って攻撃する。こちらも攻撃力50と強烈だ。
睡眠の効果を持つ「おやすみアロー」は、アイテム扱いでXに割り当てられている。

ジーノは無装備ゆえに防御が低く、2発受けられない。すぐ回復すること。
全体攻撃の「ほうでんげんしょう」と単体攻撃の合わせ技には、マリオとマロも注意が必要だ。
ここで活躍するのが、ケロケロ湖で買ったオタマドリンク
大幅に戦線を維持しやすくなる。

運が良ければ使ったアイテムが還元される、「当たり」も健在。
ここでは2回出てくれてありがたかった。

技もアイテムも封じられることがあるので、回復は臨機応変に。
ジーノは可能な限り毎回攻撃し、状況に応じてマリオかマロが回復に回ろう。


ところが、このボス戦における変更点はまだあった。

SMRPG-037

な、なんだってー(AA略

新要素のひとつ、3人技の出番が訪れた。
ゲージが100%の時だけ使える、強力な技だ。
出せる技は、その時出ているバトルメンバーによって変わる。

マリオ、マロ、ジーノの3人技は「スターライダーズ」
スターピースの力を借りて、強力な単体攻撃を打つ。

SMRPG-038

SMRPG-039

ユミンパに118ダメージ。大体3人分の攻撃と同じくらいか。
これにてノックアウト、勝利だ。


ジーノから、今回の事件についての話を聞く。
マリオワールドに散らばったスターピースを7つ集め、世界征服を狙うカジオーを追い出す。
この2つが、一行の目的となる。

そして、ジーノが仲間に加わる。
本名は発音の難しいスター語らしく、こちらの世界では人形の名前であるジーノを名乗る。


森を抜けた後、ローズタウンの宿屋に立ち寄った。
ジーノの持ち物(武器)だからと、トイドーからフィンガーショットをもらえる。

SMRPG-040

大人げなくトイドーに殴りかかろうとする、今作でも屈指のネタシーンのひとつ。
隣のドゥカティに星が落ちたという話は、Switch版になって追加された。

ちなみに今作のマリオは一切しゃべらない。DQやポケモンの主人公と同様だ。
ボディランゲージで話す他、ジャンプを名刺代わりに見せることも多い。

1:55
マリオ:Lv5 マロ:Lv5 ジーノ:Lv6


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